昔の看板の作り方
昭和30年代の看板の作り方(木看板の場合)
木枠を作りその枠に亜鉛板を張り、亜鉛板の表面処理(目の細かなサンドペーパーなどで表面を荒らす)を行て、下塗り・中塗り・仕上塗り塗装して乾燥後に字割をして、手書でも字を書いていました。
※だいぶ省略していますが手間隙が掛ります
その当時の看板の価格は、高価でしたが最近は看板材料の進歩のおかげも有って短時間で看板が作れ、低価格で販売出来るようになっています。
手書から機械化へ
20年〜ぐらい前から、マーキングフイルムやカッティングシステムの登場なで 看板の作り方が徐々に変り最近は、 インクジェット(溶剤系や低溶剤・ECO)プリンターの普及などで、手書が出来なくても看板が作れるようになりました。 そのため特殊技能を持つ職人【手書が出来る職人】さんも減っています。
当初のカッティングシステムは【ステム一式・一千万円近くしました】
国産初溶剤系インクジェット【当初の価格・本体500〜600万円】
海外製溶剤系インクジェット【大型プリンター本体・数千万円】
書体を考える
書体は、看板のイメージが決まるほど重要な物なので色んな書体を組み合わせて見たり、色を変えてみたりして又デザイン文字を考えたりしてイメージした看板に成る様検討して下さい。
看板に好く使われる書体を紹介します。
丸ゴジック・角ゴジック・明朝体・楷書体などが代表的な物です。
代表的な書体でも細い文字は、高い位置に取り付ける看板には向いていません又極太の文字も離れてみると文字がつぶれて見にくいので避けた方がよいと思います
書体の価格
当時のシステムはメーカー書体を使うように成っていて1書体10万円〜20万円で高価な物でした又丸ゴジックでも細丸・中丸・太丸と種類を揃えないといけない為、各書体・種類等を揃えるだけで20書体〜30書体ほど揃えないといけない為に高額に成っていましたが。
最近のマシーンはツゥルータイプフォントやパソコンの基本書体なども使え、昔ほどフォントにお金お掛け無くても済むようになりました。
最近よく使う書体