道具の紹介
用意する材料はホームセンターでほぼ購入できます 今回紹介する看板の作り方は,パソコンがまだ普及していない時、(昭和50年代)の作り方をを紹介します。
現在でも基本は,変わらないのですがパソコンを使う事で簡単になりました。(今回は編集ソフトをお持ちで無い方でも作る事が出来るように紹介しています)
- 看板本体 (アルミ複合板)
- 屋外用カッティングフイルム
- 転写シート(リタックシート)
- 道具(カッター・定規・へら・霧吹き・ドライヤー)
縮尺図面
最初に縮尺図面を作ります (看板寸法により縮尺比率を変えて作ります)
今回は看板寸法をW600mm*H450mmで作るためA4コピー用紙に入って見やすい縮尺は(1/3)です。
縮尺定規があれば良いのですが無ければ寸法を縮尺したい数で割ると縮尺できます。 左下の写真は、1/3縮尺ラフ図面です(文字寸法や位置を決めるための物です)
右上の写真は、ラフ図面にエクセルでプリントした書体を貼り付けている物です。(文字の寸法に合わせてプリントアウトした物を貼り付けています)これで図面の出来上がりです。 (お使いのソフトでワードやエクセルなど、書体の出力できる物なら何のソフトでもかまいません) ※ラフ図面である程度の事を決めて行くのですがイメージが固まらない場合は、ラフ図面に色を付けたり数種類の書体を用意して並べてみてください。(書体や色で看板のイメージが変わります。)
この後、縮尺図面で使った物と同じ書体を3倍(縮尺によりこの数字は変わります)でプリントアウトしてカッティング文字を作ります(ここでは、カッティング文字の説明は、致しません、カッティングのページをご覧ください)
マーキングフイルムを貼りこむ
いよいよ看板を作って行きます、看板本体(アルミ複合板)を直角定規などを使って寸法通りに切ります(複合板はカッターで切れます) 本体の用意が出来たら看板に字割します(縮尺図面で寸法を割り出します)後で字割の線を消すので消えにくい物は使わないで下さい
字割が済んだらカッティングフイルムを本体に貼り込んでんで行きます、綺麗に貼るコツを紹介致します。
1.看板表面をキレイにする、霧吹きで水をまいてゴムベラで水を切る、それを2〜3回繰り返す※(霧吹の水に中性洗剤を1〜2滴入れておくと貼り易くなります)
2.フイルムに転写シートを貼りリケイ紙からはずします。転写シートの端を持って字割した線に合わせて、片方を貼り逆の端は、浮かせたままスキジ(ヘラ)でしっかり押えながら貼り付けます
3.水張りの場合はフイルムの初期粘着が弱い物や表面がツルツルしている物(車などの塗装面)などは貼り付けたまま10分程置いて転写シートを剥がします。