ロゴマークの発想
日の里クリニック様のデザイン案を紹介しながら説明をして行きます。
ロゴマークやシンボルマークを考えて行くにあたってマーク自体が会社のイメージや会社の内容を表現する物で長期に渡り使用されるため 時代の変化にも対応して行くものを考えたいと思います。
又繊細で綺麗なデザインが良いとは限らず視覚的にそのマークを見て業務内容の把握出来るもので、その会社のトプの信念(考え方)まで伝わるような物で、 あまり複雑な物より単純明快なものを考えてください。
日の里クリニック様平成19年4月9日提案
ロゴマーク イメージ
看板デザインの考え方や作り方で、ご説明したように、先生のご希望などをお聞きして数点の素案を下書しました。
先生のご希望
- 循環器科なのでハートを使う (心臓をイメージしています)
- ハートを暖かくつつむ手
- イメージ色
- 文字は、やわらかな感じ (書体は丸ゴジック)
以上のイメージから考えて行くのですが循環器科では、ハートや心臓・手などを使ったロゴマークは、たくさん有るのでなかなか考えるのに苦労をしました。
下書きをした中から候補を選び構成していきます。(イラストレーターやフォトショップなどの編集ソフトで編集・構成を行います) 編集・構成が終った後は、病院のイメージに合った色を選定します。マークの配色を決定した後、イメージに合う書体の候補を数点決めます。
看板デザイン提案書
デザイン提案に必要な材料が揃った所で提案書を作ります。 まず、ロゴマークを数点の中から3〜5個程度候補に絞りそのマークに合う書体を決めます
ロゴマーク・書体(書体名)・社名書体など1つのファイルにまとめます。又一押しのデザインを画像に縮尺を出して貼り付ければ、よりいっそう分かり易くなり 採用され易くなると思います。
出来上がった中から1押しのデザインを企画している看板などにレーアウトして現場写真に合成して提案書と一緒に提出すると感覚でしかわからない様な事まで分かります。
平成19年6月20日にロゴマークが採用されました。 今後も皆様に喜んでもらえるようなデザインが出来れば光栄です。